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ホノルルマラソン完走!

寺友(てらとも)の北岡です。
昨年、12月にホノルルマラソンを完走しました。

9年前、大病(進行癌)を患った私が、60歳を迎えた今、
まさかマラソンを完走できるとは、全く思ってもいませんでした。



大病を患ったとき、高校時代の同級生の友人(悪友?)の紹介で、
石黒泰良上人とのご縁をいただきました。
その後、毎月第1日曜日の朝10時に、妙泉寺の盛運祈願会で、
お題目を唱え、「倶生霊神符」のお守りをいただいています。

また、九識霊断によるご相談で、石黒上人より直々のお導き、教えをいただいてきました。

おかげさまで、大手術にも耐え、すっかり元気になった私は、
仕事にも復帰し、充実した暮らしができています。

そして、ついに、私の夢、念願のマラソンにチャレンジしたのです。


ゼッケン
(ゼッケン№と完走メダルです)



ハワイ時間12月14日午前5時のスタートでしたが、私は1時間位前に
スタート地点に到着。
4時45分頃、アメリカ国歌斉唱の後、各挨拶、いよいよスタート花火が
一斉に上がります。

「やっと、この舞台に立てた」という感激が最高!・・・

しかし、この直後から地獄の42.195キロが始まります。



スタートする時点で雨が一段と激しくなり、スタート前からすでに
足はびしょ濡れ、10キロ地点で足の小指に違和感を覚え始めました。
雨で濡れた小指がふやけて豆が出来始めたのです。

20キロを過ぎた時点で体が壊れていくのが実感できます。
まず股関節・腰・ひざ・ついには足が上がらないし無理して走ると
足全体がつってきます。(ヤバイですよー)

しかし、大勢の沿道の住民の大声援に助けられ、ついに完走出来ました!
本当に感動ものです。(ゴール前最後の1キロの大声援は信じられません)


DSC00293_convert_20090114001139.jpg
(完走後のガッツポーズ!)



実は、完走出来る自信はまったくないままのスタートでした。

5月からトレーニングを始めましたが、正直言って、
スタート地点に立つまでの間、辛くて何度も「辞めたい」と思いました。
夜遅く帰宅した後に走る事も多くあり「自分には無理!」と何度も思いました、
しかし、そんな練習での大きな成果は「心が壊れにくくなった?」ことかもしれません。



「こんな所でリタイヤ出来るか!」とレース中、何度も自分に言い聞かせました。
また、時折、前にいるランナーの背中に「前に進まなければ帰れない!」と
書いてあるTシャツにもずいぶん助けられました。

37キロ地点では、沿道の人が、家から持ち出したステレオで
「ザードの負けないで」を大音響で流してランナーを励ましてくれていました。
ここまで来るともう「ウルウル・・・」です。



部下には「ああせい」「こうせい」とよく無理な指示を出している毎日ですが、
「自分は本当に歯を食いしばって頑張っているのかなー」・・・
そんなことにも気付かされました。



高橋尚子さんのように楽しく42.195キロを走ることなど、とうてい出来ませんでしたが、
終わってみれば素晴らしい経験でした。再度挑戦する予定です。


アベニュー
ワイキキのメインストリートのカラカウアアベニュー
ここを全面ストップして走ったなんて信じられません。



最後に・・・私がマラソンを完走できるまでの身体と心に快復できたのは、
石黒上人、妙泉寺の寺友の皆さん、会社の先輩、後輩、そして、私の最愛の家族・・・
多くの皆さんからの大きなお力添えがあったからこそです。
心より、皆さんに感謝申し上げます。

寺友(悪友?)の井上さん、本当にありがとう。

以上、ホノルルマラソン、感動の体験談?でした。

今年の12月、ぜひ皆さんも、ご一緒に走りませんか?
大丈夫♪ 「Yes We Can♪」
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COMMENTS

No title

感動しました♪
ブログを拝見して「やりきったんだなあ」と
心が震えました。
北岡さんおめでとうございます。
感動をありがとうございました。

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