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七面山の登詣

 35日間の修行の終盤には七面山登詣があります。
 七面山は1982mのお山で、修行道場のある身延山より
鬼門の方角に位置します。

 山頂には霊験あらたかな七面大明神をお祀りしており、
多くの方々が願を掛けて登詣します。
昼と夜の時間が同じになる春分の日・秋分の日に七面山
の頂上から見るご来光(朝日)は、富士山の頂上から昇り、
とても神秘的です。

七面山ご来光

 とにかく霊験・御利益がすごいので、芸能人やスポーツ界、
特にプロゴルファー・野球選手・K1の選手などは毎年欠かさず
登詣されています。

 住職も数年前、歌手の方と登詣したり、又、国内海外で
注目を集めている若手女子プロゴルファーやK1の選手・
俳優の方をお見かけてしています。
 
 妙泉寺では寺友と共に8月23日~24日、七面山に登詣
してきます。
 あなたも登詣して、有名人と共に御利益を頂いてみては?(^_^)

青い瞳の修行僧

 今回の修行に米国本土より2名と在日のアメリカ人1名が入行。

 在日の彼は日本語に精通しているが 他の2名は片言だけ。
それに対して住職は片言の英語。(^_^;)
  どうなることかと思いましたが、身振り手振りで大奮闘!
心が通じ合えば何とかなるものです。

 でも、彼等の道を求める姿は素晴らしい。
本土からの2名は戦争を経験しており、湾岸戦争の時には
自分の同僚が腕の中で息絶え、何もできなかった自分の無力さを痛感。

 その時に日蓮大聖人の教えと精神に出会い、これしかない!
と出家を決意したとのこと。
 キリスト教圏のアメリカで日蓮宗の僧侶になるという決意。
並々ならぬものを感じました。(^_^;)

 これからは違う国の修行僧がどんどん増える予感。
 日蓮宗もインターナショナルな宗教になっていきます。(^_^)

お山での生活

 4月15日より35日間、日蓮宗の総本山身延山での修行に
行って来ました。
 この修行は僧侶になるための登竜門で、自由と自我が許されず、
自分の命をかけて臨む修行です。この修行を成満しなければ
僧侶としての資格を与えられません。

 今年は僧侶を目指す68名の修行僧が入行しました。
 朝3時45分に起床し、4時より水行、5時半より朝の勤行。
その後は読経・写経等、日々の課行が有り、夜8時半からの
唱題行が終わるまで修行僧は息をつく暇がありません。

 中でも一日に10時間以上、板の間で座る正座は、一番辛い
ようです。恥ずかしながら指導している私も膝に水を溜め、
慣れているはずの正座が辛く厳しいものとなりました。(>_<)
 
 その辛く厳しい修行の最終日、終了式では達成感からか
涙するものも多く、指導に携わって良かった~!(;_;)と実感。

 みんなおめでとう!
 これからの活躍を期待しています。

寺友ご一行様

寺友(てらとも)の井上です。
4月19日と20日、「日蓮宗聖徒団 身延大会」に「日蓮宗霊断師会名古屋支部」の皆さんと一緒に参加しました。
全国から、なんと1,500名の方が聖地身延山に集い、報恩、誓いを新たにしました。

妙泉寺からは、18名の寺友が参加し、修行僧の教育指導役として入行中の住職にも、夜の唱題行の際に少しお会いできました。いつにも増して、凛々しいお姿?でしたよ。

寺友2
寺友ご一行様(本堂前にて)


五重の塔も秋には完成するそうです。
http://www.kuonji.jp/

寺友3
燈明のもと唱題行(三門前にて)

身延大会のもうひとつのお楽しみは・・・

それは、他のお寺のお上人(おしょうにん)さんや、寺友との楽しいひと時です。
ゆっくり温泉に入り、美味しい食事とお酒、夜はイビキ大会(早く寝たもの勝ち)、2日間をともに過ごすことで、普段と違った意外な一面を発見し、とても親しみが湧いてきます。

皆さんも来年は、ぜひご一緒にどうぞ。

今回の思い出ベスト3です
ベスト1 甲州路の満開の桜と、美しい新緑
ベスト2 サントリーの白州工場見学 美味しいウィスキー試飲♪
ベスト3 「綾小路きみまろ」のビデオより面白い「バスガイドさん」
次点   集合時刻10分前「よし、出発!」・・・「あれっ?」・・・

お世話いただいた「日蓮宗霊断師会名古屋支部」のお上人の皆さまに感謝です。
ありがとうございました。来年も、よろしくお願いいたします。


タイトル はじめまして・・・寺友(てらとも)の井上です。

寺友(てらとも)とは、「妙泉寺」の檀家さんや信者さんたちのことです。

「お寺の行事」や、毎月第一日曜日の「盛運祈願会」に参加するうちに「寺友の輪」が広がっています。

私は、ご縁あって妙泉寺の檀家総代を務めている井上です。お寺のことなら、何でも気軽に相談してくださいね。

「ときどきブログ」に「寺友(てらとも)ブログ」のカテゴリーを追加しました。

寺とも
日蓮宗聖徒団 身延大会で入行6日目の住職を囲んで(右端が私です)